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投資では、案外こういうポジティブ思考の人が生き残る 

積み立て投資とは相場の乱高下も気にせずに、毎月コツコツ特定の銘柄や投資信託などを買っていく運用を指します。

金融庁が日本で長期投資を根付かせるために設計した「つみたてNISA」でも、20年の長期スパンで積み立てをしていくことを推奨しています。

なぜ積み立て投資がここまで推奨されるのか?と言えば、長期投資で積み立てをしていけば、株価は緩やかに上昇する性質を持つからです。

たとえば、1〜2年といった短期保有ではプラスもマイナスも大きく散らばっていますが、20〜30年を超えると12~13%前後にリターンが収束していきます。

そのため、20~30年と株を保有し続ければ、経済不況や金融危機、バブル崩壊、戦争などの様々なリスクに見舞われても、誰もが12%前後のリターンを上げられることになるのです。

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とはいえ、世の投資家の大半は「一時の相場の暴落」で売ってしまう。

今年の2月、そして11月にはリーマン・ショックを超える下落幅でアメリカ市場が暴落したわけですが、何を血迷ったのか、アメリカ経済全体に投資が出来る超優良ETFのバンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)を損切りする「VTI損切りマン」が現れました。

さらに、ロボアドバイザー投信が近年人気を博していますが、今年の暴落時に解約申し込みが殺到し、30分程度ユーザーが自身の口座にアクセス不可になった事態が発生しました。

この時はS&P500指数が一時4.5%安となり、世界中の投資家が狼狽して投げ売りをした日でした。

本来、積み立て投資というのはそのような暴落時にこそ積み立てを行うことで、相場回復時に大きな含み益を得られるものです。

そのため、暴落時は売るよりも「買う」のが正解なのですが、やはり人というのは目の前の恐怖に打ち勝つことが出来ないようで、積み立て投資が続かない。

そもそも、相場暴落時に売るのは「損失を確定する」ことです。

儲けるために投資をしたのに、損をしていたのでは本末転倒に他なりません。

たとえば、VTIに積み立て投資をしているのであれば、短期的な相場動向は一切無視し、老人になるまで気合いを入れて積み立て投資をすることが必要です。

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大暴落1929 (日経BPクラシックス)
ジョン・K・ガルブレイス
日経BP社
2008-09-25