1週間で1,000ドル以上下落したNYダウ
11月23日のアメリカ市場はまたもや続落した結果に終わり、これは4日連続のマイナス引けとなります。
11月23日のアメリカ市場はまたもや続落した結果に終わり、これは4日連続のマイナス引けとなります。
S&P500指数に至っては、6日連続で続落したことになります。
米中貿易戦争、米長期金利上昇、原油安のトリプル・パンチを受けて、NYダウは4カ月半ぶりの安値を記録したのです。
さらに、NYダウの中でも指数寄与が大きいアップル・ショックも相まって、株式市場の下げを牽引しました。
NYダウは年初来マイナス圏に突入しており、いわゆるリセッションの兆候が出ているのではないか?と投資家から株式市場の先行きが懐疑的に見られていることもあり、積極的な買いに動きにくい状況が生まれています。
ニューヨークのボヤ・インベストメント・マネジメントのCIOであるポール・ゼムスキー氏は、
「世界的なリスクオフトレードだ!」
と指摘しています。
その上で、
「金利上昇による住宅への影響や、関税による製造業の投入コスト増大など、いくつかの逆風があり、企業業績はさほど好調とは言えない。しかし、経済全般が悪化しているわけではない」
とも付け加えました。
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投資でいうアクセルは、マリカーのロケットスタート
「すべての投資家が学ぶべき新しい事実」
ウォーレン・バフェットがこのように太鼓判を押したジェレミー・シーゲルの著書「株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらす」によれば、相場が下落する局面で買い増した株は「リターンのアクセル(加速装置)」に化けると説いています。
たとえば、株式市場の下落局面では、買い増した株式は、相場がいったん回復すれば、下落に対するクッションどころでない役割を果たします。
保有株が増すほど、将来のリターンが加速するからです。
つまり、相場の上げ下げに一喜一憂しない長期投資を掲げている長期投資家にとってみれば、下落局面は絶好の買い増しチャンスに他ならず、さらに株価がいったん上昇に転じれば、「リターンのアクセル(加速装置)」に化けるのです。
下落相場で買い増した株というのは、市場サイクルを繰り返すうちに、最高のリターンをもたらします。
そもそも、長期的に鑑みれば、株式投資の成果は非常に優れていると断言出来ます。
20世紀には、アメリカは2つの世界的な戦争にも巻き込まれ、さらに世界恐慌、複数に渡る不況、金融危機、オイルショックなど、数え切れない暴落がありました。
しかし、当時わずか50〜100ドル台だったNYダウはわずか100年で1万ドル、そして2万ドルまで駆け上がりました。
つまり、短期ではなく長期投資であれば、
「株式投資で損をするほうが難しい」
という結果になるわけです。
「株式投資で損をするほうが難しい」
という結果になるわけです。
暴落にビビって株を売るような投資家は、リターンのアクセルの機会を完全に失うことになるため、絶対にお金持ちになれないのです。
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