o0800060011856951911
00448942
結果にコミット出来なかったRIZAP 

インパクトのあるCMと、芸能人を起用したダイエット効果のプロモーションにより、一躍話題の肉体改造ジムとなったライザップ。

そんなライザップが2019年3月期の連結最終損益を、159億円の黒字という過去最高益予想から一転して70億円の赤字転落予想となったことで、売りが殺到しました。

同社の株は連日叩き売られる格好となり、ストップ安の連続で一時は1株1,500円を超えていた株価も、200円台まで70%以上も暴落する形となりました。

赤字転落となった背景には積極的なM&Aがあり、この2年で傘下に収めたのは60社以上にも上ります。

ライザップ・ブランドで荒稼ぎしたお金を湯水のように買収に当てたことから、不要なガラクタまで大量に買い込む「無駄遣い」の格好となり、業績を直撃したというわけです。

瀬戸社長は決算会見の場で、利益の見込めない事業については積極的に縮小、撤退、売却を検討していき、事業の選択と集中を進めていくとコメントしました。

SPONSORED LINK


20161201150559
ライザップはよくある糖質制限ダイエットをやっていただけ 

ライザップが過去最高益予想から突然大幅赤字になったカラクリには、「のれん」の存在があります。

のれんとは買収額が買収先の純資産を下回った場合に計上するもので、その差額は営業利益に一括計上されるものです。

詰まるところ、ライザップは「損失を先送り」にさせていただけで、決算の数字を水増ししていた。

過去、東芝や日本郵政もM&Aで莫大な負ののれんを計上し、大幅赤字へ転落しましたが、経営者が調子に乗り出すと、むやみに会社のカネを使い込んでよく分からない買い物をしたがる。

そして、その中身はガラクタである場合が非常に多いので、再建は非常に困難になる可能性が高い。

さらに、ライザップが再建にかけて最も致命的なのは、大量のCM投入で作り上げたイメージ戦略しかなく、他社からの参入障壁が非常に低いことです。

たとえば、ダイエットの手法は「筋トレ」と、あとはお米やパンなどを抜く「糖質制限ダイエット」という、今まで何ども世間で謳われた一般的なダイエット方法でしか無い。

「流行っているから」

「何だか儲かりそうだから」

という雰囲気だけで飛びついた投資家は、今回の暴落により軒並み莫大な含み損を抱えています。

投資をするべき対象というのは、他社からの参入障壁が高いワイド・モートがあるかどうか、その会社にしかない強力なブランドがあるかを判断して、初めて投資するに値するものになります。

会社が持つビジネスの根幹を理解しないまま投資すると、このように凍死家になってしまうので注意が必要です。
 
にほんブログ村 株ブログへ
1日1回応援お願いします♪

SPONSORED LINK