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貯金ゼロ世帯は半分を超えており、その数は年々増えている 

昭和の時代から語り継がれた「一億総中流」は、貧富の差が小さい日本の社会構造を表す言葉です。

しかし、2000年以降から急速に貧富の差が拡大し続けており、一億総中流は過去のものになりつつあります。

その要因はインターネットの普及によるグローバル社会の到来で、能力のあるものがよりお金を稼げる時代になったことです。

海外からも優秀な人材がどんどん入り込んでおり、しかも少子高齢化で税負担が増大し続ける日本では、全体の所得は下がり続ける一方です。

つまり、日本人というだけで所得が高かった時代は終わりを迎えたのです。 

特に貧富の差が拡大しているのが国際都市化している東京都で、他の道府県との差よりも大きくなっています。

たとえば、課税対象となる所得が日本で最も多い港区民ですが、ここ5年に渡ってアベノミクスの恩恵を享受した地区でした。

港区にはグーグルやゴールドマン・サックスの日本法人が拠点を構えており、これらの外資系企業の躍進も相まって同区の所得は5年で20%以上も増加し、同区に住む年間所得の平均は1,110万円という驚異的な数値を叩き出しています。

さらに、彼らの所得を押し上げたのが株式などの金融資産であり、彼らはそれらを多く保有しています。

アベノミクスの果実による企業収益の増加によって、企業が株主に支払う配当は200〜300%以上に増加しており、金持ちはより金持ちになるサイクルを生み出しているというわけです。 

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生活が苦しいと訴えかけるデモも頻繁に起こる日本 

日本では今後さらに二極化が進んでいきます。

欧米のように、金持ち層と貧乏層に別れていくのです。

たとえば、仕事はあってもお金が貯まらず、年収200万円以下の生活できるギリギリで働く貧困層を指す「ワーキング・プア」という言葉がこの日本で生まれているように、日々マジメに働きながらも貧乏生活から抜け出せない人が急増しています。

さらに、老人になってからも働かなければ生活出来ない「下流老人」という言葉も生まれており、これらの人は貯金など無縁で一生死ぬまで労働で自分の身体にムチ打って働かなければならない運命にあります。

「若いうちはどんどん金使って遊べ!」

などという無責任な発言をするおじさん世代は多いですが、これらの世代は間違いなく貯金が無く、下流老人に一直線になる層です。

そのため、これからの時代は若いうちからコツコツ投資をして、金持ちが得ている配当所得を、同じように得た上で「増やす努力」をしなければなりません。

世界的経済学者であるトマ・ピケティ氏は自身の著書「21世紀の資本」の中で、「g」でいくら頑張っても「r」には絶対に届かず、格差は毎年のように拡大していた事実を膨大な調査から証明しました。

「r」はリターンで、株などの資産運用から得られる利益率のことで資本収益率を指します。

「g」はグロースで、働いて得られる所得の伸び率のことで経済成長率を指します。

つまり、庶民は働けど働けどお金が一向に増えることはありませんでしたが、株式を多く保有する金持ちは何倍にも資産が膨れ上がったことになります。

一億総中流が崩壊した日本では、これから資本主義の残酷な現実が痛いほどに証明されていくことになるでしょう。

あなたが将来、金持ち層と貧乏層のどちらに転ぶのかは、今の段階からいかに金融資産を保有出来るかが勝負になります。

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