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リセッション時には、確かに株価が下がるが・・・? 

世界有数の債券運用会社であるパシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)によれば、世界経済が5年以内にリセッションに陥る確率は70%と予測しています。

リセッションとは景気後退を指し、イケイケドンドンで株価が上がっている時期とは異なり、市場が軟調になり易くなります。

そもそも、アメリカなどの資本主義経済が成熟した社会では、景気の「拡張期」と「後退期」は数年を周期として交互に繰り返される性質を持ちます。

アメリカが定義するリセッションは、GDPが2四半期連続でマイナス成長となった場合を指しますが、2018年第3四半期の実質GDPは前期比年率3.5%成長と絶好調で、リセッションの兆候は今のところ一切見受けられません。

とはいえ、2008年のリーマン・ショックから数えて今年でちょうど拡張期の10年目を迎えるため、周期性の観点ではいつリセッションが起こっても不思議では無いでしょう。

実際に、南アフリカ共和国やトルコ、アルゼンチンなどの新興国は続々とリセッションに突入しており、アメリカもリセッションに突入する可能性があると、ウォール街のアナリストの間では話題です。

しかも、それはトランプ大統領が2020年の選挙で再選を目指すタイミングと言われているため、そう遠くない未来に株価が低迷する可能性があるとのことです。 

ましてや、PIMCOの予想する5年以内ならば、なおさらリセッションは起こり得るでしょう。

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100年以上もひたすら過去最高値を更新し続けるNYダウ 

短期的に考えれば、確かにリセッションは投資家にとって頭を悩ます事案でしょう。

しかしながら、過去のリセッションの大半は短期的で底が浅く、下降の始まりから回復の始まりまでの期間は平均たったの1年未満でした。

「資本主義の終わり」

と評されて、ドルが紙くずになると叫ばれた最大のリセッションが訪れた2008年のリーマン・ショックでさえ、わずか2年足らずでNYダウは元値を回復し、更なる高みを目指してガンガン株価は上昇の一途を辿ったのです。

つまり、10年、20年と腰を据えて長期投資をしようと考える投資家であれば、リセッションというのは「株価をより安く仕込むためのセール期間」に過ぎず、この時期にどれだけ優良株を仕込めるかで将来の成績が決まるのです。

大抵の投資家は、株価下落時には市場につられて株を手放して、株価上昇時には市場につられて株を買い戻します。

そのため、いつも彼らは損ばかりをしており、一向に資産が増えることが無い。

対して、長期投資で一時の株価変動を気にせずコツコツと拾っていける投資家は、リセッション時に株をしこたま安く買えるので、ひとたび回復フェーズに突入すれば、驚くべき利益を獲得することが可能になる。

ネットを眺めると、たった1日1日の株価上昇や株価下落に一喜一憂している投資家があまりにも多いことに気付くわけですが、これらの投資家は全て短期筋で、長期的に資産を増やそうという気はサラサラない。

リセッションが訪れようが何だろうが、お金持ちになるためには米株にコツコツ投資して、ひたすらアメリカの市場成長の波に乗るしか方法は無いのです。

最後に勝つのは、いつの時代も長期投資家と決まっています。

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トマ・ピケティの新・資本論
トマ ピケティ
日経BP社
2015-01-23