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iPhone XSを触れば、Appleの成長が続くことはすぐ分かる 

iPhone XSの需要低迷を受けて、1日で-5%超えの暴落を記録したアップル(AAPL)。

需要低迷の憶測が加速したきっかけは、iPhone XSにも搭載されている顔認証用のセンサーを供給しているルメンタム(LITE)が、「大口顧客から出荷を大幅に削減するよう要請された」と公表したことでした。

ルメンタム側は企業名は伏せていましたが、この発言が「アップルが減産を要請した」との見方が広がったことで、アップルの売りを誘いました。

アップル株の暴落は、アマゾン(AMZN)などのその他の幅広いハイテク株に広がり、12日のアメリカNY株式市場は-602ドルと大きく急落した形で終えました。

アップル・ショックは日経平均すらも道連れにし、世界同時株安の引き金となりました。

そもそも、iPhoneが高価格化の路線を走りはじめたことで、以前よりも販売数が減少されることは誰の目から見ても明らかでした。アップルはその分、1台あたりの利益を押し上げることで、今後の成長を図ろうとしているわけです。

とはいえ、市場のセンチメントが弱気に傾いたことで、アップルの株価は連日ジリジリと下がり続けており、既に時価総額1兆ドルを割れる1株200ドル台のラインを切っています。

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しかしながら、伝説の投資家ウォーレン・バフェットに言わせれば、アップルの暴落はニコニコ買い増しをする絶好のチャンスであり、株価が安くなることはむしろ嬉しいとまで発言しています。

バフェットはインタビューで以下のように述べています。

「みなさんは、私よりも理解していると思うが、アップルは、信じられないほどの消費者製品を持っている」

「我々は今アップル株の5%を保有しており、自社株買い後は6〜7%に届くかもしれない。アップル製品は素晴らしい製品で素晴らしいエコシステムだ」

「アップルは、超越した製品や、とてつもなく大きなエコシステムをもって、極めて粘り強くならなければならない。私は、アップルの価格が下がっていくのを見るのが好きだ」

「だって、もっとたくさん買えるんだから」



目先のことばかり考えている投資家ほど、すぐに「暴落だ!すぐに逃げろ!」と騒ぎ立て、持ち株を売り払おうとしてしまいます。

とはいえ、そんなことをやっていれば、損切りの連続で資産は目減りしていく一方でしょう。

真のお金持ちというのは、優良株が暴落したときこそ、

「ニコニコ喜んで買い増し」

をするのであって、だからこそ彼らのような投資家はお金持ちになれるのです。

あなたがバフェットのような賢い投資家なのであれば、株価が下がれば割安で優良株を買うことが出来る事実に、涙を流して喜ぶべきでしょう。

このような考え方の違いひとつで、あなたが将来お金持ちになれるかなれないか、運命を左右する分岐点になり得ることを、ぜひ忘れないでください。

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