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日本の"なんちゃって資本主義"打開には村上氏が必要 

村上ファンドとしてお馴染みの村上世彰氏は、当時は「モノ言う株主」として企業に恐れられていた存在でした。

たとえば、好業績である黒田電気の株式を買い集めた時には、「村上は企業を乗っ取ろうとしている!」と揶揄されていました。

なぜそのような批判を受けるのか?とは言えば、村上氏は「利益の100%を株主還元しなさい」と掲げたことで、経営陣はこれまで以上に株主利益を重視した経営を迫られるためでした。

とはいえ、株主は「配当できる利益があるなら、還元はやってもらわないといけない。村上さんは株主にとって救世主だ」と語っており、村上氏が経営に関わることを歓迎しました。

そもそも、モノ言う株主が煙たがれる存在と位置づけられている時点で、日本の資本主義社会は終わっている。

株主は出資者なので、経営にクチ出しするのが当たり前で、株主が何もクチ出ししなかったために日本郵政や東芝みたいな無能な経営者が生まれました。

株主は経営者を監督する立場であり、経営を委任している立場です。

そのため、株主は経営者を甘やかしていては、いずれ日本郵政や東芝のようにステークホルダーに多大な損害を与えるお粗末な経営をするようになる。

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さて、失われた30年を乗り越えようとしている日本では、企業業績がバブル期を超えて絶好調、安倍政権下で株主利益を重視する政策を行ったことにより、村上氏の「再評価」がされ始めているようです。

村上氏は日本の将来を背負う子どもたちへの金融教育に人生を捧げています。

村上氏が金融教育に力を注ぐのは理由があります。

日本では先進国の中でも金融教育に乏しい国です。

世界第3位の国力を持ちながらもなぜか「お金は汚いモノ」という妙なバイアスがかかっており、お金の話になると拒否反応を示し忌み嫌う人が多いです。

しかし、お金というものは先進国のような資本主義国家としては切っても切れない最重要な存在であり、忌み嫌うというトンチンカンな思考に偏っていては、いつまで経っても無駄カネを使わされ、貧乏からは抜け出せません。

先進国日本の金融リテラシーの底上げのために、村上氏はリテラシーの向上に励む使命を感じているというわけ。

ダイヤモンド・ザイに掲載された村上氏のインタビューによれば、「モノ」と「値段」の関係をとことん考えてみることは生きる上で重要だと指摘しています。

たとえば、

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君を取り囲むモノのすべてに、値段が付いています。

同じ鉛筆なのに、1本50円と1本100円のものがある。

果物の値段も、季節や種類などによって違います。値段がなぜ違うのか、とことん考えてみることで、世の中のしくみが見えてきます。

サンマは豊漁のときはエサをたくさん食べて太って美味しいうえに値段は安いです。

しかし、不漁だとエサが少なくて痩せているのに、数が少ないので値段が高くなります。

モノの値段はかならずしも、質の高さだけで決まるわけではありません。

お金と仲良くなるには、値段にだまされず、自分にとってその値段に見合うだけの意味や価値があるのかどうかを判断できるようにしましょう。

(出典:https://diamond.jp/articles/-/183248) 

と、価値の判断の重要性を説いています。

お金の教養が必要なのは、子どもにももちろんですが、大人にも当てはまります。

モノの価値を見抜いて、価値のあることにお金を出す教養を身に付けることで、世の中を有利に行きられる可能性が高まるからです。

大抵の大人がこぞって貧乏なのは、自分にとってその値段に見合うだけの意味や価値があるのかを判断する教養が無いからで、貧乏人というのはいつも価値の無いモノに高いカネを支払って、お金が無いと嘆いている。

金儲けは悪という日本人的思考から脱却せよ!

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いま君に伝えたいお金の話
村上 世彰
幻冬舎
2018-09-06