b8be9647
925db724
報道ステーションは劇場型の、まるでドラマのような演出 

日本の放送局は免許制、つまりは許認可制です。
 
国の許可を得て、限りある周波数帯の電波の一部を利用しているわけですので、公共の電波というのは国民の資産であるわけです。
 
その規約には、「公共性のある不偏不党の公正な放送をする」ことが厳格に義務付けられているのですが、それを守っているテレビ局は少ないのが現状です。

たとえば、ネットでの批判が激しい報道ステーションを見てみると、番組の大半は安倍政権の批判となっており、あとは歳の取ったうさんくさいコメンテーターが延々と何を言っているのか分からない日本語を発しているだけの偏向報道番組でした。

SPONSORED LINK

とはいえ、報道ステーションは平日夜のゴールデンタイムの放送を続けており、平均で10〜11%台という視聴率を鑑みると、やはり一定のファンがいて、欠かさず見ている人がいるから続いているのだということが分かります。

その視聴者の中心は「テレビが正義、ネットが悪」と考える高齢者で、報道ステーションは彼らの心をくすぐるような構成に突き進んでいて、完全に見る人を選びます。

この番組が「正確な報道をする」という大義を見失っているのは確かで、国民の資産である公共の電波を使って偏向報道を垂れ流すのはまとめサイトみたいなものと大して変わらないので、番組の存在意義があるかといえば首を傾げます。

そもそも、ニュース番組というのは、本来キャスターやコメンテーターの感想はご法度なはずで、淡々と事実だけを報道していき「あとの判断は視聴者にお任せします」というのが原則でした。

報道ステーションはこの原則をあえて逸脱し、ニューストピックに対して必ず「ヒーローと悪人」を仕立てあげる演出を行うことを思い付きました。

「悪人」に選ばれるのは、人気のある者=支持のある者の方が都合が良いので、支持率が高い安倍政権は悪人に仕立てあげるのは好都合なのでした。

そのため、安倍政権の功績などは彼らにはどうでも良く、「悪人」に仕立て上げられる材料があれば視聴者が喜ぶのでそれで良いのです。

報道ステーションはニュース番組というよりも「ニュース・ドラマ」に近く、演出も極端に視聴者を煽るように移行していき、これが低収入で社会的地位が低い視聴者には「自分が悪人を退治する一員になっている!」という気分にさせるのでウケます。

水戸黄門半沢直樹などが大ヒットを記録していますが、これらは悪代官に印籠を見せ付ける勧善懲悪の復讐劇となっており、自分が悪人を退治する正義のヒーローになった高揚感を味わえるので見てて楽しい。

このようなドラマなどのエンターテインメントというのは、「見た後に気分が良くなる」ことが重要で、報道ステーションもその原理に近づけて勧善懲悪を演出し、他局と差別化を図ったことが功を奏しています。 

報道ステーションはなぜ偏向報道に走るのか?

という議論がネットでは盛んに行われてはいるものの、報道ステーションを分析するとニュース・ドラマという新ジャンルを確立したとも言え、彼らは意図して偏向報道を行なっているのでした。

そのため、視聴者もこれをニュース番組として見るからいけないのであって、台本ありきのドラマ、つまりフィクションとして見なければならない。

にほんブログ村 株ブログへ
1日1回応援お願いします♪

SPONSORED LINK


銀翼のイカロス
池井戸 潤
ダイヤモンド社
2014-08-01