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「社畜のハードワーカー」と呼ばれる主人公の帰宅時間は21時 

東大卒業生は、日本の全大学の卒業生の何パーセントを占めていると思いますか?

答えは、たったの0.2%です。

東大の定員は3,000人ほどで、日本全体の大学1年は毎年100万~150万人前後です。

150万人のうち、3,000人だから0.2%という計算です。

そんな狭き門を掻い潜って試験をパスし、東大を卒業したエリートはさぞかし有名ホワイト高給企業に就職するのかと思いきや、日本企業は大手企業であってもブラック低賃金で残業地獄の会社が多いので、たとえ東大を卒業したとしても未来が明るいとは限りません。

過労死自殺でこの世を去ってしまった高橋まつりさん(当時24歳)も、東大卒で電通という一流企業に入社しながらも残業100時間以上の中で疲弊しました。

彼女の生前のツイッターには、

「誰もが朝4時退勤とか徹夜とか…疲れたとしか言えない」

「ぶっつづけで19時間とか仕事してて、お昼はデスクでコンビニかお昼抜き」

「土日も出勤しなければならないことがまた決定し、本気で死んでしまいたい」

と、彼女は上司からの指示で残業を強いられていたことが分かっており、東大卒だから超エリート街道でイージー・モードなんてことにはならないのが現実でした。

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東大卒で3万フォロワーを抱えるツイッター民「社畜になったれんちょん」さんも、東大卒なのに関わらず、3ヶ月で使い潰され、入院になった経緯を語っていました。

当該ツイートは、6万リツイートを超えるなど大反響で、改めて「労働者を使い捨て」にする日本企業の闇が明るみになっています。

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ツイートを眺めると、

・罰則付きで違法である17連勤
・残業200hで2万しか貰えない
・入院が有給扱い

という行為が平然と行われており、完全なるブラック企業だということが解ります。

どこの会社かは不明ですが、実態として東証一部上場企業でもこのような会社はフツーに存在しているのが日本企業の怖いところです。

最近公開された映画「プーと大人になった僕」では、社畜のハードワーカーと言われ、妻に「このままでは壊れてしまう」と心配される主人公を描いたシーンがありましたが、この主人公の帰宅時間はなんと21時でした。

21時と言えば、日本ではまだ大半が会社に残っている時間なので、欧米企業と日本企業では同じ先進国であっても「働き方の意識」に未だに大きな差がある。

このように、日本企業はいつまで経っても「気合いと根性」の人海戦術でしか経営戦略が無いので、ブラック企業がいつまでも横行するのです。

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