スクリーンショット 2018-09-24 11.36.17
GPIFの収益率は年率+3.18%、累積収益額は+66.1兆円 

何かと叩かれることの多いGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)ですが、着実に年金資産を増やし続けているという事実はあまり知られていません。

むしろ、国民はGPIFは損をしていると思い込んでいて、「俺たちの年金をギャンブルに使うな!」と批判しています。

なぜ、ここまで実態と乖離があるのかと言えば、マスコミが「消えた年金」と大々的なウソの報道を繰り返すためで、テレビが大好きな国民はそれを見てカンタンに信じてしまうからです。

とはいえ、マスコミも明らかなウソは報道出来ないので、「前年度から比較すると含み益が減った」ことを理由に、損をしたとの強引なこじつけでGPIFを批判することを思いついた。

2015年の中国ショックが発端で世界株価が暴落しましたが、マスコミは野党と組んで「年金損失5兆円追求チーム」とやらを発足し、国民に「投資はギャンブル」と植え付けるネガティブ・キャンペーンを繰り広げたのですが、そもそも年金は一度も損失を出していないので、年金が消えたどころか実際は増えていました。

SPONSORED LINK


859bb3ce
0d133d32
GPIFの運用スタンスは、長期投資のお手本そのもの 

GPIFのパフォーマンスが向上したのは、債券や日本株への比率を下げて、積極的に外国株に投資を始めた頃からです。

彼らが公開しているポートフォリオを眺めると、アメリカ株を中心に、ヨーロッパ株、アジア株と、非常に良く分散されていることが分かります。

GPIFは細かいトレードを繰り返すことは無く、基本的には長期で株を保有して再投資を繰り返しています。

さらに「日本の株主優待をどうしているのか?」という問いに、GPIFは「出来るだけ換金して再投資に回している」という回答までしており、ただ貰って嬉しい、使っておしまいになっている個人投資家と比べても、しっかり複利の恩恵を受けられる仕組みを構築していた。

少子高齢化で年金が足りない問題は以前から指摘されており、安倍政権に変わり本格的にテコ入れを実施しました。

GPIFは債券中心の運用でしたが、株式比率を上げることでこの問題を解決しようと試みたのです。

株式は債券と異なり、ハイリスク・ハイリターンと言われているので、上手く運用出来れば年金資産を効率良く増やせます。

一方で、決して損をすることが許されない前提を元に、GPIFがたどり着いた運用方式は、長期保有を前提とした大型のアメリカ株を中心とした分散投資と、配当や優待などを再投資する複利運用でした。

結果的に、GPIFは市場運用開始以来、2008年のリーマンショックの時期を含めても、平均収益率は年率+3.18%、累積収益額は+66.1兆円の成績を叩き出しており、今後もアメリカ経済を中心に成長が続く限り、資産を増やし続ける可能性は高いと言えます。

損をすることなく確実に儲けたいのであれば、個人投資家はGPIFの運用を参考にすると良いでしょう。

にほんブログ村 株ブログへ
1日1回応援お願いします♪

SPONSORED LINK


GPIF 世界最大の機関投資家
小幡 績
東洋経済新報社
2014-07-04