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現金だろうが電子マネーだろうが、ご利益があるのは住職だけ 

中国では賽銭箱にQRコードが貼り付けられており、電子マネーによるお賽銭が一般化していますが、日本でもお賽銭に電子マネーという波はやって来ています。

たとえば、都内にある愛宕神社では、全国に先駆けて電子マネーによるお賽銭を始めていて、評判は上々のようです。

ここの神社では楽天Edyカードに対応しており、参拝者は金額を入力して機械にタッチするだけでお賽銭が完了する。

今年からは新たに楽天Payにも対応しており、賽銭箱に貼られているQRコードをスマホで読み取り、金額をスマホで入力することで、そのままお賽銭が完了する仕組みです。

神社側では「将来的には、賽銭箱を置く必要がなくなるかもしれない」とも話しており、今後は全国的にもキャッシュレス賽銭が増えていく可能性があります。

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その一方で、お賽銭までもがキャッシュレスになることについて、批判的な意見も多く聞かれます。

愛宕神社の関係者は「キャッシュレスにしたことで、多くのお叱りの声を頂いた」とも語っており、長年実物コイン"円"でのお賽銭を信仰する人が、キャッシュレスに移行するのは実際とても抵抗がある。

日本では電子マネー以前にクレジットカードでさえも利用率が低く、その数はたったの17%に留まります。アメリカや中国が50%を超える中で、日本の数字は低すぎると言えるでしょう。

さらに、17%の多くの利用者は20〜30代であり、現金信仰者の高齢者に至ってはクレジットカードは使いませんので、そんな高齢者が電子マネーやスマホ決済をしてくれるかどうかは疑問です。

神社にお詣りする層は大半が高齢者になるわけなので、たとえ電子マネー対応の賽銭箱を設置する神社が増えたとしても、結局流行やなかったということも十分に考えられるでしょう。

とはいえ、そもそもお賽銭に現金を使おうが、電子マネーを使おうが、実際問題ご利益などは存在しないので、なんなら賽銭などしない方がマシです。

そもそも、賽銭したことで「救われる」と本気で思っている人が多いのですが、賽銭で本当に救われるのは神社の住職たちです。

彼らは、賽銭を神社の運営費用や自分たちの収入にしており、しかも宗教法人であるため全ての収入が完全非課税になる。

特に年末年始の賽銭は多額のお金が集まるし、最近では外国人観光客もどんどんお詣りしてくれるので、賽銭における収入比率は上がり続けている。

たとえば、初詣客が日本一多い明治神宮の場合、毎年三ヶ日では300万人以上の参拝客が押し寄せますので、1人100円のお賽銭を投げたとすると、それだけで3億円が集まることになります。

中には、住職の収入にしかならないのにも関わらず、ご利益を求めて数万円の大金を投げ込む人も大勢いるため、神社は笑いが止まりません。

わざわざ激混みの中で長蛇の列を作り、勝手に多額のお金を投げ入れてくれるのですから、こんなラクで儲かるビジネスはありませんし、完全非課税でどの業界よりも優遇されている。

高給取りな上に住職は男性が多いので、神社の勤めが無い日は高級車を乗り回しながら飲み会も合コンも行くし、キャバクラも行くし、それ以上の店もフツーに通っているのが現実です。

そのため、お賽銭が現金であろうと電子マネーであろうと、そもそも賽銭を投げる人には一切ご利益が無い。

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