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iPhoneは貧乏人にはもはや手の届かない存在となっている 

Appleは9月12日、iPhoneの新モデル「iPhone XS」と「iPhone XS MAX」を発表しました。

中でもiPhone XS MAXは、シリーズ史上最大の6.5インチ有機ELディスプレイを搭載することで、持つ人の満足感を最大限に満たす仕上がりです。

価格を一通り眺めてみると、iPhone XSは税抜き価格で64GB版が11万2,800円、256GB版が12万9,800円、512GB版が152,800円、iPhone XS Maxは税抜き価格で64GB版が12万4,800円、256GB版が14万1,800円、512GB版が16万4,800円です。

全ての価格が10万円以上となるラインナップであり、消費税を考慮すれば最高17万円を超え、さらに延長保証サービスAppleCare+に加入すると、XS Maxの512GB版の場合は20万円を超えます。

実際のところ、スペックだけを比較するのであれば、新型iPhoneはXiomi、Oppo、Huaweiなどの中華製スマホに劣る部分も見受けられ、しかも中華製スマホの方が価格も圧倒的に安いです。

当時こそiPhoneは使いやすさとスペックで他を圧倒していましたが、市場の成熟によってiPhoneは「ブランド勝負」の側面がより強くなっています。

そのため、iPhoneは年々高級スマホとして位置付けを確立してきましたが、ここまで価格が高騰すれば日本人でも手の届かない領域になってきており、もはや持っているスマホで年収がわかるレベルに達したことを示しています。

貧乏人は中華製スマホ、金持ちはiPhoneと、

「日本人総iPhoneユーザー」

は終わりを迎えようとしています。

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iPhoneに手の届かないユーザが増えることによって、Appleはスマホシェアを落としてしまうのではないか?と言われていますが、それを補う「高価格帯」というインセンティブがAppleに十分な利益をもたらすと考えられています。

その裏には、スマホ市場は頭打ちになっていることが要因で、中国と同じ勝負をしたところでは、ジリ貧の泥沼の争いにしかならないと踏んでいるというわけです。

飲食業で例えるのであればXiomi、Oppo、Huaweiはガスト、サイゼリア、バーミヤンみたいなもので、同じ土俵で戦えば薄利多売のレッド・オーシャンに自ら飛び込むようなものです。

一方で、Appleはファミレスではなくブランド力の強い高級レストランを目指すことによって、一人あたりの利益を最大限に高めようとしているというわけです。

さらに、AppleはiPhoneというハードウェアを収益の柱にしていたわけですが、ここ最近ではソフトウェアに軸足を移し始めていることにも注目です。

たとえば、ユーザーがApp StoreからアプリをダウンロードすることでAppleは高い手数料を受け取ることになります。

ダウンロード数は年々増え続けており、App Storeでは過去10年間に1700億回のダウンロードがあったことが判明しており、ユーザーがアプリで使った金額は1,300億ドルを越えています。

App Storeの売上成長を眺めると、ダウンロード数の成長を上回り、2015年から2017年の間にほぼ2倍に増えているのです。

全世界のアプリダウンロード数は、2015年から2017年にかけて60%増を記録するなど、この先もアプリ分野の収益は増えて行くのでしょう。

そのため、Appleは、

「世界のスマホシェア争い」

というのはもはや眼中に無いので、中国とは一線を画すビジネスを展開していると理解した方が賢明です。

Appleは今抱えているユーザーがiPhoneを買い換えてくれればそれで良く、貧乏人や新興国はもはや相手にしていません。

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2013-01-24