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悲しいことに、台風などの豪雨や嵐の日に限って、宅配ピザは注文が多くなるそうです。

買い物に行けない時に、自宅までデリバリーしてくれるピザなどのサービスは多少高くてもついつい利用してしまうのが人間心理だと言うことでしょう。

テレビの報道で悪天候の中でピザを配達する姿が頻繁に放送されることも多いため、あえて面白がって嵐の日に注文をする人もいます。

たとえば、掲示板やSNSを見ると、

「台風の日に宅配ピザをあえて注文する」

といったグループもいたりして、もはや台風の日はピザ祭りの日と化していると言っても過言ではないようです。

とはいえ、日本のピザはお世辞にも安いとは言えず、むしろ高いです。

大手ピザ・チェーンの価格を見比べてみると、大体がMサイズ2,000円、Lサイズは3,000円もします。

ピザの原価は大体150円から200円と言われている中で、これは明らかにボッタクリと言われても仕方のない価格設定でしょう。

では、人件費が転嫁されているのでは?

と思われるかもしれませんが、実際ピザ屋がやっていることは小麦粉を伸ばして、ソースをかけて、チーズなどの具材を載せて焼くだけです。

特別スキルも要らない単純なオペレーションに終始するため、どこにこんな高額な人件費がかかっているのか分かりません。

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実際のところ、大きくコストがかかるのがデリバリーです。

宅配ピザで利益を出すために、デリバリーにかかるコストは、総売上の20%以下に抑える必要があるそうです。

たとえば、宅配ピザのアルバイトの時給は1,000円が相場です。

つまり、計算上はアルバイトには1時間で最低でも6,000円を売ってもらう必要があるので、これはMサイズのピザを3枚届けないと、宅配ピザ店は利益が出ないということになります。

近所にしかデリバリーしないとしても、1回のデリバリーで往復20分かかるので、3枚売り切るのが限界でしょう。

さらに、台風などの悪天候でもデリバリーしなければならないのですから、利益を出すのは宅配ピザも意外としんどいというわけです。

人気ピザ・チェーンの「ナポリの窯」では、デリバリー・サービスに限界を感じているようで、ここ最近では、

「脱・宅配」

を掲げ、6畳ほどの仮設プレハブを使った「持ち帰り専門店」を展開しています。

これまでのデリバリー店舗と比べて、運営コストは1/3に抑えられると幹部は指摘します。

業界初の「持ち帰り専門店」のオープン当日は、目標の倍以上である33万円の売り上げをはじき出しており、評判は上々のようです。

これらが主流になれば、いずれ利益率も低く、過酷なデリバリー・サービスをやりたがる業者は減り、持ち帰り専門店が増えて行くのかもしれません。

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ピザの歴史 (「食」の図書館)
キャロル ヘルストスキー
原書房
2015-08-24