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中国は弾切れなので、アメリカが負ける可能性はゼロに近い 

トランプ大統領は、米中貿易摩擦問題に対して

「中国は長く生きることは不可能だろう」

とコメントしました。

中国は報復の持ち弾が尽きる中で、トランプ大統領は更なるダメ押し制裁を検討しており、中国からの輸入品2,000億ドルもの最大級の追加関税を発動する構えとのことです。

そもそも中国はアメリカからの輸入が少ないので、報復関税を行ってもアメリカには何のダメージもありません。

貿易戦争で痛手を負うのはアメリカへの輸出が多い中国だけで、アメリカとの真っ向勝負を続けても負けることは確定しているため、中国が意地になってアメリカに吠えているのは滑稽に見えます。

ただ、中国は巨大マーケットという最終兵器があります。

中国に進出するアメリカ企業やアメリカ製品を閉め出せば、アメリカは少なからず無視の出来ないダメージを被るので、次なる弾として用意していることは想像に難くありません。

とはいえ、中国は先進国の味方が少ないので、アメリカ製品の不買運動を実行したり、アメリカ企業を閉めだしたりすれば、日本やヨーロッパ各国からの批判から禁断の手段までは手を出さないと考えられます。

実際、すでにイギリスやオーストラリア、日本などの先進国はアメリカに同調するように、HuaweiやZTEを公的機関の入札対象から除外しました。

「セキュリティ保障のため」

という大義名分はあるものの、実際にはアメリカの貿易戦争への後押しに加担したと見て間違い無いでしょう。

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中国は伸び代があると言われていますが、ハッキリ言って投資には不適格で、今後も中国株に投資する必要性はゼロでしょう。

少し前から、日本のみならず世界各国で中国への投資が流行りました。

人口世界一の大国、圧倒的な経済成長率、これからも大きな成長が見込めるとし、低リスクで成長の恩恵にあずかることが十分可能であるとされて来ました。

世界の投資家は、日本を抜き、世界2位に躍り出た中国に対して

「いずれアメリカを抜き、中国が世界の覇王になるだろう」

として、中国株にこぞって資金を投入したのです。

しかし、一度アメリカが中国に制裁を加えようものなら、ロシアくらいしか友だちのいない中国は瀕死状態に陥り、裏では「もうやめてくれ」とアメリカに許しを請っている状況のようです。

習近平のメンツもあり、メディアでは強気姿勢をアピールしている中国ですが、実態の経済は非常に脆いことが露呈しており、将来的にもアメリカに勝てる経済圏を構築するのは不可能でしょう。

上海総合指数はアメリカからの攻撃を受けて連日大幅下落しており、アメリカンドリームよりも中華ドリーム(笑)を夢見て中国株に資金を突っ込んだバカな投資家は、軒並み多額の含み損を抱えて泣いています。

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