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Market Hackの広瀬さんが「日本株だけに投資していてもダメだ!」と言う記事を投稿されていましたが、これはまさしくその通りで、少子高齢化やイノベーションが生まれないといったマイナス要因が多すぎる日本株をメインに投資していたら、冗談抜きであなたは日本船とともに沈没する運命です。

ここ30年の株価を眺めると、アメリカは過去最高値を延々と更新し続けており、経済成長の波に乗っているだけで誰でも大きく資産形成が可能でした。

しかも、アメリカはバブルでもなんでも無く、企業業績が毎年のように伸びている裏付けがあるので、株価もそれに合わせて伸びているだけに過ぎません。

ダメ押しのトランプ減税も発射され、アメリカ経済にさらに富が滴り落ちていることから、今後も株価が堅調に上昇する可能性は極めて高いと言えるでしょう。

一方、日経平均は過去最高値を全く更新出来ないばかりか、官製相場を作り出してやっと2万円を回復出来たに過ぎない状態です。

ハッキリ言って、日本経済は脆すぎます。

それも、官製経済が作り出した弊害であり、新陳代謝が一向に進まないイノベーション後進国という事実が暗い影を落としています。

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たとえば、数十年前の世界時価総額ランキングを眺めると、アメリカ企業は常にイノベーションという新陳代謝を繰り返しており、昔も今も上位を独占しています。

若いベンチャー企業があっという間に世界的企業に発展出来ることからも、アメリカは常に実力主義であり、自由です。

日本はベンチャーが盛り上がる気配は全く無く、ここ30年で国を代表する企業まで成長出来た試しがありません。

米バブソン大学や英ロンドン大学の研究者で構成されるベンチャービジネスの国際調査機関GEMによれば、先進国の中でも日本の起業活動率は最低であることが分かっています。

しかもこれは、一過性のものではありません。

調査開始以来でこの結果は全く変わっておらず、毎年最低ランクのまま推移しているのです。

経済産業省は、「日本は起業家の社会的地位が低い。もっと起業家を尊敬すべきだ」とベンチャー活性化に喝を入れますが、そもそも日本は官庁を頂点としたピラミッド構造こそがベンチャー企業を排除しているので、

一体おまえは何を言っているのか

という感想しかありません。

官庁にコネがある大企業だけが美味しい蜜を啜る「官製経済」は、この先も変わることは無いでしょう。

そんな大企業は新しいイノベーションも起こせないまま、アメリカやヨーロッパ、中国に先を越されてばかりで、このままではハッキリ言って日本経済に未来はありません。

そんな日本株中心に投資していては、いずれ来たる日本経済の陥落とともに、あなたの資産も崩れ去る可能性は高いでしょう。

そのため、株式投資をするなら日本株に集中投資などしては絶対にダメで、海外に目を向ける必要があるのです。

中でも、様々な経済学的観点から評価しても、アメリカ経済はパーフェクトとしか言えないので、ポートフォリオには米国株を必ず組み込むべきでしょう。

そして、株式投資の最適解はアメリカ経済に連動するS&P500やNYダウへの投資であり、それを永続的にホールドして積み立てていくことです。

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