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世界中の多くの投資家は、ホーム・カントリー・バイアスと言って、自分の国の企業に積極的に投資しようと考えます。

たとえば、海外の個人投資家ブログを見ても、5〜8割が自分の国の企業の株でポートフォリオが埋め尽くされていることが多々あります。

日本人の投資家も例外では無く、投資と言えばまず日本株であり、外国株を買う投資家は実際のところあまり多くはありません。

しかし、これはある意味当然で、機関投資家ではない一般の人々が株を買うのであれば、自分の生活に密着している企業を買うのがフツーでしょう。

わざわざ知らない外国企業の株なんて、よく分からないし怖いし、買うなんて発想に至らないということです。

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とはいえ、株式投資で儲けたいのであれば、ホーム・カントリー・バイアスからは早いところ脱却した方が賢明です。

いくら身近で生活に密着しているからと言っても、それはその国の人だけの事情である場合が多く、井の中の蛙状態になっている可能性があるからです。

たとえば、日本の小売大手と言えばイオンで、日本人の個人投資家によく好まれています。

しかし、イオンは日本中心のビジネスであり、海外はアジアに数店舗出店している程度です。

小売は「数」で稼げなければならない商売なので、このまま日本人の人口が減少していくことを考えれば、長期的に見てイオンはリスクがあると判断せざるを得ないでしょう。

そのため、ホーム・カントリー・バイアスから脱却した投資家は、小売を買うのであれば迷わずウォル・マートを買います。

ウォル・マートは主にアメリカに店舗を構える最大手で、長年に渡り世界No.1の売上高を記録しています。

日本でも西友が買収されたり、インドで最大の通販サイトであるフリップカートを買収したりと、世界中で積極的なビジネスを展開する様も見受けられます。

仮に世界進出を行わなくとも、アメリカだけで人口が堅調に増加していくことを考えれば、小売業としては非常に安泰でしょう。

投資家への還元も、もはや比較になりません。

イオンは連続増配年数ゼロですが、ウォル・マートは46年間も連続で配当金を増加させており、ただ株を持って気絶しているだけで相当儲かりました。

株式投資で儲けるには、ホーム・カントリー・バイアスを捨て、合理的な国の、合理的な企業へ投資する必要があるのはそのためです。

どうせなら世界に通用する企業の株主になったほうがいいな

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ウォルマートの成功哲学 (DIAMOND流通選書)
ドン・ソーダクィスト
ダイヤモンド社
2012-12-14