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年収2,000万円を稼ぐ、人気コスプレイヤーのえなこさん 

最近ではYouTuberが大金を稼げる職業として認められるようになって来ましたが、コスプレイヤーも成功すれば大金を稼げる職業としてこれから認知が進んでいきそうです。

そもそもコスプレイヤーとは、もともとはアニメや漫画のキャラクターになりたいという願望で、自分で衣装を作ったり、ヘアアレンジをしたり、カラコンなどで自分を装飾し、仲間うちでワイワイするだけのコミュニティに過ぎませんでした。

しかし、2000年以降のインターネットの普及により、日本のアニメや漫画が海外で人気を博すようになり、今までオタクだけが嗜むカルチャーだったものが、「アニメや漫画ってカッコいいじゃん!」という様に文化が変わりました。

それに後押しされるように、コスプレ文化も急速に広がりを見せ、最近ではテレビでタレントとして出演するプロのコスプレイヤーが登場するようになったのです。

たとえば、コスプレ界隈でパイオニアとして君臨するえなこさんは、有吉ジャポンやダウンタウンDXなどの人気番組にゲストとして招かれ、コスプレイヤー文化の人気ぶりを語りました。

その中で、彼女が年収を聞かれた際に「年収2,000万円」と明かしたことで、急速にコスプレイヤー=稼げるというイメージが広がったのです。

彼女の収益源はグッズの販売や写真集と、まさにアイドル並みのビジネスを展開しています。さらに動画配信アプリでユーザーからおひねりを貰っており、時給に換算すると20万円も稼げると言います。

コスプレイヤーは年々増え続けており、大勢のアニメや漫画のファンが集うコミケは、もはやコスプレイヤー展示会になっている有様です。

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新しいカルチャーを創った者だけが、大金を稼いで成功出来る 

とはいえ、えなこさんみたいなプロのコスプレイヤーとして活動できるのは一握りでしょう。

ヒカキンがYouTuberで年間数億円を稼いでいることが広まると、世間の人はこぞってYouTubeに自分の動画をアップしましたが、結果的に売れたのは一部の先行者だけであって、99%の人は時給5円にも満たない収益となり辞めてしまいました。

YouTuberと同じように、コスプレイヤーで食っていくには見た目ももちろんですが、運も必要で、いかに時代の流れに乗って先行者利益を享受するかがポイントになるのでしょう。

コスプレ評論家の牛島えっさい氏によれば、全国にコスプレイヤーは5万人いると言われています。

物販などのサークル活動をしている人は1,000人程度、撮影会や写真集などの収入で、コミケなどの大イベント時には平均して3万~100万円程度の売り上げになるとのことです。

人気コスプレイヤーの中にはえなこさんのように1回のイベントで300万円以上稼ぎ、年間で1,000万円程度稼いでいる人もいますが、年収1,000万円の壁を超えるのはカンタンではないと評価します。

そもそも、コスプレイヤーというのは衣装代や活動費に多額のお金がかかるので、 年収1,000万〜2,000万円稼いだところで、実際に手元に残るお金は相当少なくなるそうです。

どこの世界でも稼げるのは一握りで、その他大勢は稼げるどころか赤字です。

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