妻は中国系で、生まれた娘には中国語の名前を付けているほど
アメリカと中国の貿易戦争が激化する中、SNS最大手のフェイスブック(FB)はアメリカよりも中国側の味方のようです。
フェイスブックは今年の夏に、中国に子会社を設立したと公表しました。現地のIT新興企業の支援を目的としたイノベーション推進事業であると語っていますが、最終的なゴールは中国へのフェイスブック進出と見て間違いありません。
しかし、一時は中国政府に承認されたようで企業データベースで数時間確認出来たとされますが、その後登録情報が消えたことで事実上の白紙撤回となったようです。
そもそも、中国はIT企業の進出を厳しく制限していて、国民のインターネット利用を全て監視しています。そのため、Googleやツイッター、アマゾンさえも中国には進出出来ておらず、中国では自国企業がそれらのパクリ丸出しのサービスを展開していて、アメリカ企業を徹底排除しているのです。
そんな条件があっても、フェイスブックのCEOであるザッカーバーグは中国の入れ込みようが強く、進出は諦めきれない様子です。
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学生の大量虐殺があった天安門広場で颯爽とジョギング
ザッカーバーグの妻はプリシラ・チャンという名前の中国系の31歳です。
ネットでは「すげーブスwww」などと酷い言われようですが、彼女はザッカーバーグと同じハーバード大学を卒業したエリートです。現在は子どももいて、幸せな生活を営んでいるそうです。
そんなザッカーバーグは妻の影響もあったのか、中国にとことん入れ込んでいて、わざわざ中国の旧正月に合わせてフェイスブックにアップした動画の中で新年を祝うコメントを中国語で発したほどです。
コメントでは「フェイスブックの春節パーティーでは、社員と一緒に中国料理をたくさん食べました。北京ダックが一番好きです」「娘に『陳明宇』という中国語の名前を付けました。陳はママの姓、明は明日、宇は宇宙からつけました」とPRするほどの中国への入れ込みようで、もともと話せなかった中国語を勉強してまで媚びを売っている有様でした。
さらに、彼はなぜか学生の大量虐殺があった天安門広場でジョギングを楽しむ姿をフェイスブックに公開するなど、中国政府との関係を強調したいのか、どうにも理解出来ない行動をたびたび行っています。
天安門広場は学生らが大規模な民主化運動を行った場所であり、それを制圧するべく中国共産党による大虐殺が行われました。中国政府は戦車で学生を躊躇なく踏みつけ、天安門広場は血にまみれたのです。
フェイスブックはワンマン経営ですが、ワンマン経営というのはCEOの思想が色濃く反映されます。ザッカーバーグがこのまま中国政府とズブズブの関係を突き進めば、反アメリカで中国政府の犬になる未来も否定出来ません。
その時に、もっとも痛手となるのは日本です。
世界で膨大なユーザーを抱えるフェイスブックにフェイクニュースを流されて、世界からのイメージが悪化するのは必至でしょう。
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