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年金の黒字化は、GPIFが保有する米国株が大きく貢献した 

定年後も安心して暮らしていくための制度として「年金」がありますが、これは高度経済成長期における人口増加を前提とした設計になっているので、実質既に破綻しています。

年金を運用するGPIFでは、株式運用で60兆円もの利益を出すことに成功してはいるものの、少子高齢化で年金を納める層が減り続けている以上、焼け石に水と言わざるを得ないでしょう。

そもそも、年金制度発足当初は55歳から支給開始だったものの、年金保健法改定で60歳となり、さらに65歳まで引き上げられました。

さらに今、68歳までの引き上げが財務省で検討されていて、将来的には70歳以上からの支給が現実になるのは確実です。

若い人はもはや年金などアテにしていません。

年金を貰う側の高齢者が増える一方で財源が枯渇しているので、自分の老後には貰えないと考えて「今から出来る対策」を講じるべきでしょう。

各業界では、保険商品や不動産投資で自分年金を作ろうと必死にPRを繰り広げていますが、保険商品はボッタクリだし、不動産投資は人口激減で儲かるわけがないので論外です。

さらに、株式投資をしたところで内需でしか経済成長が達成出来ない日本では、不動産投資同様に論外だと言わざるを得ないでしょう。

では、何で自分年金を作ればいいのか?

というと、米国株で作るのです。

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先進国を見渡すと、どの国も少子高齢化に喘いでいますが、アメリカだけは唯一人口増加が見込まれる奇跡の国です。

過去、日本と同様にベビーブームで人口増加があったものの、移民が増え続けている影響でミレニアル世代と呼ばれる20〜30代のほうが高齢者よりも人口層が厚いのです。

そのため、アメリカはこの先、第2の高度経済成長期に突入する可能性は極めて高く、内需だけで企業業績を押し上げて株価が急騰することも十分にあり得ます。

米国株の中でも、連続増配株に着目することで、ほぼ確実に資産形成が可能でしょう。

たとえば、J&J、P&G、コカ・コーラなどの巨大企業は、幾多もの不況に見舞われても50〜60年に渡り増配を繰り返し、「ただ買って持っておくだけ」で株主は多大な配当金を受け取ることが出来ました。どんなに株価が乱高下しようが、リーマンショック級の暴落が起ころうが、ただ持っておくだけで配当金が毎年増えて、何倍にも資産が膨らんだのです。

今後、第2の高度経済成長期に突入すると考えれば、アメリカのビッグ企業たちは今後も莫大な利益を稼ぎ出し、配当金を株主に還元し続けることは容易に想像出来ます。

GPIFのポートフォリオを見ても、株式保有率上位には必ずと言っていいほど米国連続増配株が並んでおり、長期保有で成功を収めています。米国連続増配株というのは、根拠と歴史に裏付けされた信頼性のある手堅い投資先として、世界中の公的機関から多額の投資を受けているのです。

今あなたが30歳だとしたら、たとえ株価がこの先一切上がらないと仮定しても、60歳手前になれば余裕で元本を回収することができ、”恩株”として死ぬまでずっとお金を振り込み続けてくれます。

連続増配株なら持っているだけで毎年配当金が増えるので、歳をとるごとに金持ちになれるという嘘みたいなオマケも付いているわけです。

そのため、ヘタに保険商品や不動産投資などで多大なリスクを取らずとも、米国連続増配株に投資してホールドしておくだけで最強の自分年金は作れます。

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米国株四半期速報2018年夏号
亜州IR株式会社
星雲社
2018-07-09