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NISAの短期売買で失敗し、即退場してしまう投資初心者は多い

株の売却益や配当金は、20%を税金で引かれてしまうのが通常ですが、NISAを使えば非課税になります。

「貯蓄から投資へ」というミッションの元、2014年1月に政府が肝いりで始めたものがNISAで、金融庁によれば2018年時点のNISA口座数は1,167万口座に上りました。

人口が1億3,000万人もいるにも関わらず、投資する人が少ない国という性質から考えれば、かなり大きな数字であると言えるでしょう。

中でも投資未経験者のNISA口座における割合は45.6%であったことから、政府の思惑通り、「投資の裾野を広げる役割を果たした成功事例」と捉えることが出来ます。

とはいえ、実際にNISAを使った取引は、長期投資ではなく「値上がったら売る」を繰り返す人が多いようで、なかなか政府が想定していた長期投資は根付いていないようです。日本で株式投資といえば、未だに利ざやを稼ぐゲームと思われており、配当金を積み上げることを投資と考える人が少ないからです。

その結果、短期売買を勧める情報を鵜呑みにして負け、休眠口座にしてしまうのがオチで、実際にNISA口座は半数近くが休眠口座と言われています。

株を買って損をしたら、すぐ辞めてしまった人が多いのが実情というわけなのです。

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たとえば、著名なサイトを見てみると、「NISAは短期で勝ち逃げが必勝法」だったり、「NISAで投資をするなら早めの利益確定がカギ」などといった間違った手法が平気で紹介されています。

SBI証券が発表する毎週のNISA買い付けランキングでは、株が急落した場合に利益が稼げる日経平均ダブルインバースなどが、平気でランクインしています。

つまり、大抵の投資家は「NISAは売買手数料や税金が無料で、資金120万円まで挑戦できるゲームのチケット」としか思っていないのです。

しかし、NISAは短期売買ではなく、 長期投資でこそメリットがあります。

そもそも、株式取引で損失を出した場合、通常では税金を取り戻すことが出来ます。しかし、NISAでは損を出したら、損をそのまま受け入れなくてはなりません。NISAが短期売買に向かないのは、損益通算ができない点で、この影響は大きいです。

莫大な銘柄が溢れるマーケットでは、投資初心者はついついキラキラしている話題の株や、ストップ高を繰り返す仕手株にNISAを使ってしまうことが多いですが、損をしたときは通常の株式取引よりデメリットが強くなってしまうので注意が必要でしょう。

そのため、NISAを買うなら株価変動の激しい株ではなく、大型で株価が安定しており、配当利回りが高い株が最も相性が良いと言えます。

年間5%の配当金がある株を120万円買えば、 5年間で30万円も貰えるので、たとえ含み損に陥っても持っているだけでプラス収支に転換することが容易いのです。

仮に含み益であれば、さらにオマケとして配当金で30万円まるまる貰えるも同然でしょう。 

投資を始めたばかりで、「どの個別株を買ったらいいかわからない!」と思っている場合は、あらかじめ金融庁が長期投資に見合った商品を選定してくれている「つみたてNISA」を選択することをオススメします。

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