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アメリカの高成長は続く 

アメリカ商務省によれば、7月から9月までのGDP成長率のがプラス3.5%と、トランプ政権が目標としている3%の成長率を2期連続で上回る高い伸びとなりました。
 
これは市場予想を上回る数字であり、アメリカ景気の拡大が続いていることを示す結果となっています。

項目ごとに見ると、GDPの7割を占める個人消費は4%の高い伸びとなり、GDPを牽引しました。

アメリカは昔も今も、景気が拡大の一途を辿っており、 減速の兆候は見られません。

一方、日本はアベノミクスの果実を投下したとしても、年間の実質成長率は1%前後でしかありませんでした。

それに対し、アメリカの実質成長率は年間3%と、既に成熟している先進国の中では驚異的な成長率を誇っています。

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アメリカの経済成長は止まることを知りません。

たとえば、先進国における直近5年間の、1年あたり経済成長率を比較しても、

・アメリカ 3.8%
・日本 -5.2%
・ドイツ 0.0%
・イギリス 3.4%
・フランス -1.5%
・イタリア -2.8%
・ブラジル -3.2%
・カナダ -0.5%

と、アメリカやイギリス以外の先進国はボロボロです。

グローバリズムという国際社会が到来し、世界を牛耳る国がますます富んでいくという構図は、これから更に顕著になるでしょう。

ムニューシン米財務長官は、米GDPが大幅な伸びを示したことについて、この先もアメリカは堅調な成長を続けられる自信を見せつけました。

中でも、今後4〜5年間は「持続的に年3%成長を遂げる軌道に十分に乗っている」と示したのです。

GDPの成長率は、景気の動きを判断する重要指標です。

たとえば、GDP成長率がプラスである場合、景気は良いサイクルに入っていると言えます。日本ではアベノミクス発足の数年間、マイナス成長からプラス成長に抜け出すことが出来ました。

日本の景気は良くなり、雇用も給料も増えたのです。

ただ、日本のGDP成長率はここ最近マイナス成長率に転落することも多くなってきており、これは、景気の回復が天井に近くなっているということです。

日本ではこれから景気の足踏み状態に突入する公算が高く、アメリカが永続的に3%の成長を継続出来ることを考えれば、この差は大きいと言わざるを得ません。

そもそも、日本政府は中国の景気悪化をGDP成長率の言い訳にしていますが、実際の日本企業は輸出企業と輸入企業と同等の割合なので、今まで外需にしか頼れていなかったことになります。

GDPの成長率を継続的に上げたいのであれば、内需を重点的に対策しないと伸びるものも伸びていきません。

とはいえ、来年10月に控える消費税増税が致命傷となり、景気は今以上に減速する公算は大きいので、内需が伸びるのはほぼ不可能でしょう。

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GDP――〈小さくて大きな数字〉の歴史
ダイアン・コイル
みすず書房
2015-08-26