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いずれ日本人が外国人労働者として、出稼ぎするかもしれない 

厚生労働省によれば、昨年末時点の外国人労働者数が127万8,670人に上ったと公表しました。

この数字は、5年連続の増加となり、前年度から18%も増えていることになります。

特に外国人労働者の数は、アベノミクスで好景気になり始めた8年ほど前から急激に増えました。

街を歩いてみても、ファストフード、コンビニ、居酒屋などの店員のほとんどが外国人労働者であることに気付くでしょう。

さらに、ブルーカラーと言われる倉庫や工場などの作業現場では、今や日本人を探す方が困難な状態で、人種のサラダボウルと化しています。

ファストフード、コンビニ、居酒屋などの接客業と異なり、ブルーカラーで働く外国人労働者はそもそも日本語が一切話せない人が多いのですが、ジェスチャーや単語だけを使い、一応仕事をこなすことは出来るようです。

外国人労働者が大半を占める光景というのは、島国である日本では昔は違和感がありましたが、ほとんどの人はここ最近は「当たり前の光景」と映っていることでしょう。

現在の外国人労働者は、日本の労働市場の2%を上回る水準となっており、少子高齢化で人手不足に喘ぐ日本では、更なる増加が見込まれています。

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外国人が日本に来るのは「今はまだ日本が稼げる」ということ 

そもそも、彼らはなぜ日本に働きに来るのでしょうか?

その理由は「日本は賃金が高いから」という理由だけです。

国際労働機関によると、ここ最近の日本の平均月収は33万円だったのですが、これは中国の平均月収の3倍以上、東南アジア諸国の13倍にも上ります。

そのため、日本で稼いで、母国に仕送りをするという出稼ぎみたいなことは、現代でもフツーに行われているというわけです。

とはいえ、中国や東南アジア諸国との賃金差はここ数年で急速に縮まっており、日本人もウカウカしていられない状況であることは確かでしょう。

日本が30年に渡る長期低迷に喘いでいる傍ら、彼らの国が急速な経済成長を遂げているからです。

堀江貴文氏が面白い話をしていました。

札幌で90分間のタイ式マッサージを受けた際の料金が、ポイント割引を使って5,000円だったそうです。

その後、東南アジアのタイ国に行った際にも本場のマッサージを受けたとのことですが、90分で500バーツ、そして、揉んでくれた人に200バーツのチップを渡したそうです。

合計700バーツで、日本円に換算すると2,500円です。

この結果から、札幌のマッサージ店と、タイのマッサージ店の料金の差は、もうたった2倍の差でしかないことが解ります。

今後、このまま彼らの国が順調に発展を遂げていけば、いずれ日本を追い抜く時がやって来るでしょう。

その時、世界一難しいと言われる日本語や、理解し難い日本文化の壁を乗り越えてまで、日本に来る外国人労働者は居なくなります。

結果、少子高齢化で日本経済を支える労働力は無くなり、日本経済は沈没します。

そんな時代が到来した暁には、日本人が彼らの国に出稼ぎに行くなんてことも、十分にあり得る話でしょう。

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