中国では結婚式のご祝儀さえもQRコードに対応している
マーケティング・リサーチによると、コンビニで支払いをする時に「クレジットカードや電子マネー等の”現金以外”で支払うことが多い」と答えた人は34.5%だったことが分かりました。
一方、Suicaなどの電子マネーが浸透している交通機関での支払いでさえ、44.6%という数字でした。
2016年度の調査と比較した場合、キャッシュレス派は増加している結果にはなったのですが、平成の時代も終わりを迎える現代にあって、あまりにも低い数字と言わざるを得ないでしょう。
日本では未だに現金至上主義であり、少し都心を離れればクレジットカードさえも対応していないところだらけです。
訪日する外国人の中には、
「日本は先進国と聞いてやってきたのに、クレジットカードさえ使えない!」
と、驚きを隠せない様子の人もいます。
日本では未だに現金至上主義であり、少し都心を離れればクレジットカードさえも対応していないところだらけです。
訪日する外国人の中には、
「日本は先進国と聞いてやってきたのに、クレジットカードさえ使えない!」
と、驚きを隠せない様子の人もいます。
一方、中国とインドは、キャッシュレス化の最先端の国で、現金を持ち歩く人はかなり少なくなっています。都市部ではもはや現金を使わずに生活出来るレベルで、財布を持たずに外出しても全く困りません。
スマホひとつあれば、ほぼ全てのサービスがQRコードで決済出来るので、今や屋台や寺の賽銭箱、ホームレスの物乞いまでもがQRコードに対応している状態です。
そんなキャッシュレス化の波が影響して、最近では「現金お断りの店」も増えてきているほどなのです。
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昨年の末、日本ではファミリーレストランのロイヤルホストが「現金お断りの店」をオープンさせて、たちまち話題となりました。
しかし、仮想通貨などのキャッシュレス文化に比較的肯定的なSNSのユーザーでさえ、批判的な投稿が相次ぎました。
特に多かったのは、
・消費者視点が欠如している。
・現金の客を排除して差別的だ。
・店員の接客が無い店は絶対行かない。
などの意見で、人手を介した対応に価値を感じる「非生産的な日本人の思想」が見えてきます。
そもそも、日本では高齢者で電子マネーやクレジットカードを使っていない人が多いのは仕方ないですが、若者でさえもレジで小銭をジャラジャラさせている人が多いことにも気付きます。
ATMではいつも長蛇の列が出来ており、お金ひとつ引き出すのに10分くらい待つことも平気であります。
現金でのレジ支払いにかかる時間、ATMに並ぶ時間を国民全員分で換算すれば、その時間は天文学的な数字として積み上がります。
日本政府は、
「国民の生産性を上げる」
ということに躍起になっていますが、まずはキャッシュレス化を推進した方がよっぽど効果が出るでしょう。
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