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アプリケーション事業は資金が無くてもカンタンに起業出来る 

FANGを筆頭とするハイテク株が軒並み大暴落しています。

インターネット動画配信サービスのネットフリックス(NFLX)は決算発表後に-14%安、SNS最大手のフェイスブック(FB)は-20%安、そしてツイッター(TWTR)も-20%安です。

これらの銘柄のビジネス・モデルで共通するのは、

「参入障壁が低い」

「流行り廃りが早い」

ということです。

バフェットは「ワイド・モート」が確立している企業を好み、そのような企業に投資しろと指摘しています。

ワイド・モートとは、城の周りの堀をイメージした用語であり、ちょっとやそっとじゃ攻略出来ない優位性を持っているという意味になります。

たとえば、銀行や通信、電力などの大規模設備や政治的活動を必要とするビジネスだったり、ルイ・ヴィトンやコカ・コーラ、VISAなどの世界中が誰もが知っていて、長年愛され続けているブランドが当てはまります。

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残念ですが、ネットフリックスやフェイスブックに、ワイド・モートは存在しません。

SNSや動画サービスなどのインフラの上で動くアプリケーション・ビジネスは、とりわけ参入障壁の低い業態です。

なぜなら、ネット回線とパソコンがあれば起業出来てしまうため、多くのシリコン・バレーの企業はアプリ事業がメインで、日々熾烈な競争を繰り広げているからです。

多数の企業が秒速で生まれ、血で血を洗う激しい戦いが繰り広げられている「赤い海」は濃くなる一方で、たとえ天下を取っても革新的なサービスが次々と後ろから追いかけてきます。

アプリケーションに特化した企業は、控えめに言っても数年後には淘汰される企業が多いです。

たとえば、日本ではミクシィという会社がありました。

当時はミクシィがSNSの台頭であり、使っていない人を探すのが難しいほどの人気ぶりでした。

しかし、ブームが過ぎれば途端に「ダサい」に変わり、ユーザーは跡形も無く消え去りました。実際に、ミクシィは倒産の危機に陥り、まさにオワコン企業に成り果ててしまったのです。

スマホゲーム開発に転換した時、たまたまモンストのヒットで起死回生を果たしましたが、これもいつまでブームが続くかは不透明で、常に綱渡り状態であることには変わりはないでしょう。

ツイッターも世界中に愛されているアプリですが、万年赤字でビジネスとしては不安定そのものでしょう。

彼らのビジネスが脆弱なのは、彼らは常にアクティブ・ユーザー数を増やし続けなければならないことです。これは、ねずみが回し車の中で延々と走り続けている姿に似ています。

人気を永久継続しなければ、ビジネスとしてあっけなく崩壊してしまうのです。

そもそも、SNSや動画サービスというのは、誰も「フェイスブックだから使いたい」「ネットフリックスだから観たい」ということは一切無く、ただ単に

「みんなが使っているから」

という理由で使っているに過ぎません。

グーグル、アップル、アマゾンが世界経済を引っ張るのは分かる。 

でもSNSって、よく考えたらあんまり必要ないよね。

流行り廃りで代替されることも結構あるのに。 
 
FBとかまだ時価総額50兆円とか意味わからん。 

半値八掛け二割引きコースじゃね?

SNSなどのアプリケーション・サービスというのは非常に流行に敏感で、旬を過ぎたら人々は平気で用済みポイ捨てします。

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