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タクシーはUberに惨敗、世界ではライド・シェアが常識に 

Uberなどのライド・シェア(相乗り)サービスが人気です。

「安い、便利、安全」という口コミが広まって、アメリカやヨーロッパ、中国などでは、もはやタクシーはほとんど使われずUberなどのライド・シェアが常識となっています。

このサービスの仕組みは、ドライバー登録を行うことで、誰もが自分の車を使って収入が得られることです。

利用したい人はアプリからドライバーを選択、乗り場と行き先を入力して予約すれば、それでカンタンに目的地まで運んでもらうことが可能です。

ドライバーは自分の好きな時間に副業としてお金を稼ぐことが出来る一方、利用者側もタクシー料金より3割ほども安く利用出来るのです。

アメリカやヨーロッパでは、大都会ではフツーにタクシーを捕まえることは可能ですが、少し都心部を離れるとタクシーをつかまえるのにも大変苦労します。

そのため、Uberは大変便利で人気があり、人々の生活インフラとして定着しているのです。

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海外旅行に行って、現地でライド・シェアを体験した多くの日本人は、その利便性を評価しています。

にも関わらず、なぜか日本においては普及が一切進んでいません。

日本では規制改革推進会議というプロジェクトにおいて、ライド・シェア解禁の議論が始まってはいるものの、実現に向けた具体策は先送りされたままとなっています。

国土交通省は「安全性」を理由に、頑なな態度を崩しておらず、日本のUberは既存のタクシー会社と組まざるを得ない状況が続いているのです。

つまり、日本のUberはもはやUberではありません。

ソフトバンクCEOである孫正義氏は、

「こんなバカな国がいまだにあるということが、僕には信じられない」

と発言し、政府の対応を痛烈に批判しました。

孫氏は、ライド・シェアのサービスで需要を予測することによって、交通の混雑が減り、事故が減り、より需要と供給をマッチできると主張します。

そもそも、日本がイノベーション後進国となったのは、政府が過去の栄光にすがり、新しいモノを規制し続けたことで、誰も新しいモノを発明しようとする気力が失せてしまったことにあります。

一方、アメリカでは新しいものは積極的に受け入れて良し悪しを判断するので、良いモノはあっという間に広まって、世界中に波及していくメカニズムとなっているのです。

しかし、そもそも昔の日本は新しいモノを積極的に活用する国だったはずで、その精神が世界的企業を日本からたくさん生み出すことに繋がりました。

ここまで規制が進んでしまった背景には、「日本は過去を守りたいだけで、未来を否定する国」になることで、誰も責任を取りたがらない"ぬるま湯状態"が進んでしまったからに他なりません。

このまま孫氏が日本に愛想を尽かせて、ソフトバンクが、仮に日本から撤退してしまった場合、

「なんということだ!あのソフトバンクが日本に見切りをつけてしまった!」

と世界的に懸念が広がり、外資はどこも日本には進出しなくなるでしょう。

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