maxresdefault
昭和時代のような学生運動が起こったり、京大は何かと話題 

京大教授である高山佳奈子氏が、自身のブログで給与明細を公開したところ、大きな話題となりました。なぜなら、日本一の大学である京大教授であっても、年収はたったの940万円だったからです。

彼女が公開した明細を確認すると、月の基本給は55万円となっており、手当はわずか2,000円。控除後の手取りになると、わずか40万円未満という数字になってしまっていました。

世界的に大学教授は高収入だと言われますが、日本の場合はそれは当てはまらないようです。

彼女自身はフツーのサラリーマンと同じような生活を送っており、日常の買い物は100円ショップ、外食も控えめ、愛用のバッグは大学生協で売れ残っていた690円のものだと言います。

このブログを見たホリエモンはツイートで、

「こいつはバカだ」

と一蹴。

能力があるのであれば、自分のスキルを活かしてさっさと起業でもしてお金儲けをするべきだと指摘しました。

SPONSORED LINK


実際、ホリエモンは正しいです。

まず、個人に突出した能力があっても、雇われである以上はお金持ちになれません。

たとえば、会社に勤めたとしても仕組みとして、株主、経営者、労働者の順で富が分配されていきます。大学は株式会社ではありませんが、教授であろうと雇われである以上は富の分配は一番最後になることには変わり無いでしょう。

特に国立大学は実質税金で運営されているに等しいので、いくら教授であろうと高給を貰おうものなら世間から反発を受けるので、今のご時世で給料を上げるのはなかなか厳しいのが現状です。

そのため、ホリエモンが指摘するように、金持ちになりたければ自分でビジネスを起こして大株主となり、経営者になればいいのです。

この世の中は、頭が良いからといって、金持ちにはなれるとは限らないのが原則です。

高山氏は給与明細を公開することで、ささやかながらの抵抗を試みたと推測されますが、公開したところで給料が上がるわけでも無ければ、大学側から反発を受け、世間から「空気読めないヤツ」扱いされるのは目に見えています。

公開に踏み切ったところで、何がしたいのか正直よく分かりません。

そもそも教員というのは最も過酷な労働を強いられる一方、給与が低い職業の代名詞であるため、教員になりたがる人は年々減っています。

職員、生徒、保護者との人間関係、煩雑な仕事、日常的な残業、未経験の部活動の指導など、SNSでは「もう嫌だ辞めたい」という声が連日のように書き込まれています。

お金目当てならば、絶対になってはならない職業でしょう。 

にほんブログ村 株ブログへ
1日1回応援お願いします♪

SPONSORED LINK