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最近のコインランドリーはオシャレで綺麗 

異常気象が世界各地で発生しており、日本でも7月に入っても延々と雨が降り続き、夏なのに風邪やインフルエンザを発症する人も増えています。

たとえば、東京都心では6月28日から7月7日までの日照時間が3.9時間しかなく、平年の同じ時期に比べ、11%しかないそうです。

そんな中、洗濯物が乾かないとのニーズからコインランドリーが活況で、売上を伸ばしているとのこと。

そもそも、厚生労働省によるとコインランドリーが年々増え続けていて、2005年には1万3746軒だった店舗数が、2015年度には1万6693軒まで増えており、10年弱で1.2倍になっている計算になります。

さらに、最近ではコインランドリー経営が副業として認知されてきたことから、その数はますます増えています。

以前、WASHハウスというコインランドリー屋が東証マザーズにIPOしたことで話題をさらいましたが、企業が積極的に進出するほどコインランドリーはビジネスとして儲かるのです。

なぜ、コインランドリーが儲かるのかと言えば、一度設備を導入してしまえばメンテナンスもほぼ不要で、効率よく稼ぎ出してくれるマネー・マシーンとなるからです。さらに、無人で経営出来ることから最も大きなコストとされる人件費も掛からず、効率性が良いのです。

そのため、一部では「マンション経営よりも儲かる」とも言われており、その利回りは年利15%にも及びます。

一般的な開業資金は初期2,000万円くらいで、年利15%もあれば一年で300万円を得られる計算になる。

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雨が降りしきる冷夏の影響で、コインランドリーは大儲け 

そもそも、雨が多い日本では、コインランドリーは適しているかもしれません。世界的に見ても、日本ではもともと雨が多い国で、その量は世界2位になっています。

年間平均降水量の国別比較によると、世界平均が810mmに対し、日本は1,690mmも降るのです。梅雨や秋雨もあることから、日本は通年で晴れの日のほうが圧倒的に少ない国となっています。

さらに、近年の日本では熱帯化、すなわち東南アジア化が顕著です。

地球温暖化により北極の氷が減り、偏西風の流れが北上し、大陸からくる低温の風が減ることで、太平洋から温かい湿った空気が日本全体を覆うことが多くなり、雨が増えているのです。豪雨が多くなったのも、まさしくこの影響でしょう。

雨が多いということは、必然的に洗濯物が干せなくなるので当然コインランドリーを使う機会は増えます。店舗に行くとどんな時間でも必ず数人が利用しており、需要はかなり高そうです。

とはいえ、個人がゼロから手を出すには得策では無いかもしれません。

カンタンに儲けられる話というのは、すぐにライバルが現れます。

たとえば、ここ最近ではファミリーマートがコインランドリー 「Famima Laundry」を展開し始め、コンビニに常時併設というビジネス形態まで誕生しました。

人口減少が叫ばれる日本では、客の数も限られるので奪い合いになることは必至です。

そのため、アパート経営もそうですが、結局は土地をもともと持っている人が副業でやって儲かるようなビジネスであって、土地も持ってないような人が、ゼロから借金してまで始めるビジネスではないでしょう。

日本でも数年後は雨季が出来てスコールが当たり前になりそう

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