AIIB
AIIBは度重なる投資の失敗で苦境に喘いでいる 

AIIB(アジアインフラ投資銀行)は、2015年に中国主導で設立した国際的な開発金融機関です。創設時の加盟国は57ヶ国に及び、2017年には70ヶ国以上が加盟しています。

イギリスやフランス、ドイツなどのヨーロッパ勢も参加しており、今現在では1966年に創設された日米が主導するADB(アジア開発銀行)の、67ヶ国を上回る数字まで加盟国が伸びています。

しかし、AIIBが行う投資はほぼ全て失敗しており、発足から3年経った今も成果を出せていません。

特に中国が力を入れていた投資先が、人口が多く経済発展の伸びしろが期待出来るアフリカでした。ナイジェリア、コンゴ、南アフリカ、スーダンなど、アフリカ大陸の過半数以上の国に、主に原油や天然ガス開発として多額の投資を行ったのです。

しかし、資源価格の暴落によって、全て損失を計上しています。 

そもそも、途上国への投資というのは、AIIBより遥か昔に創設されたADBによって、優良な投資物件はほぼ抑えてしまっていました。

つまり、AIIBは実質「ADBの残りカス」にしか投資出来ない状況だったのです。

AIIBが初めから失敗することは、この事実からもハッキリと分かりきっていました。

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日本とアメリカはAIIBの加盟を見送りましたが、中国側は「日米の参加をいつでも歓迎する」と、参加期限を過ぎた後も日米を名指しでラブ・コールを送っています。

中国はもはや、日本とアメリカだけが頼みの綱です。

当時のマスコミは連日のように「バスに乗り遅れるな!」とAIIBに加盟しない日本政府の対応をバッシングしていました。

しかし、AIIBのシステムではたとえ中国が決めた投資でも、失敗すればその責任は加盟国すべてにあるので、加盟国は"中国が失敗した投資のツケ"を事実上払わせられる駒に過ぎません。

投資先になり得る国で、中国の手抜き審査や手抜き工事で多大な損害が出た場合、加盟国は投資の決定権がないのにも関わらず、責任だけを負わされるのです。 

日本はマスコミの煽りによって、あと一歩のところで中国の金ヅルとしてハメ込まれるところでした。

中国側との結びつきが強い自民党の二階幹事長に至っては、AIIB肯定派で早い段階から自民党内部で加盟を促していた人物で、マスコミとグルになって一大プロモーションを行っていたと噂されています。

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AIIBの正体(祥伝社新書)
真壁昭夫
祥伝社
2015-07-02