ついに”課金と食事”が同じレベルにまで達する
電車に乗っていると分かりますが、車内でスマホをいじっている人は大抵スマホゲーをしていることに気が付きます。
隣に座っているサラリーマンはスマホを横にして戦闘系ゲームでクリック連打の嵐、隣の女性はスマホを縦にイケメン恋愛ゲームに勤しんでいるようでした。
しかも、30分以上ずっと同じゲームばかりやっていて、もはや電車を乗り過ごしてしまうのでは無いかと心配してしまうほどの熱中度です。
実は、このようにスマホゲーにハマり過ぎてしまう日本人は世界的に見ても多いことが判明しており、スマホゲー課金額も桁外れです。
マーケティング調査のセンサー・タワーが公開した報告によれば、2012年から2017年にかけてApp Storeで有料のiOSアプリやアプリ内課金を国別で調べたところ、日本がオーストリアやアメリカに2倍以上の差を付けて堂々の1位だったことが分かりました。
課金されたカテゴリーの内訳を眺めても、ゲームカテゴリーが9割だったことで、日本人がスマホゲーに食事と同じレベルで熱中している様が垣間見れる。
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ダントツの1位ということで誇らしいと言うべきなのでしょうが、同じ日本人としては少し恥ずかしい。
なぜなら、このランキングは「個人の判断力がない国ランキング」と言えるもので、自分の自由な時間を有効に使うのがヘタクソ過ぎる日本人の生活が露呈しているに等しいからです。
たとえば、お金を使うというのは「人生が豊かになるか?自分のためになるか?」を判断して使うものです。
しかし、日本人は暇になったら何をやるべきか分からないので、みんながスマホゲーをやってるからスマホゲーをやり、スマホゲーの強いキャラをみんなが欲しがるから自分も欲しくなって、価値のないデータにお金を払うことを繰り返しているというわけです。
一体なぜ、日本人はここまでスマホゲーに熱中するのでしょうか?
一体なぜ、日本人はここまでスマホゲーに熱中するのでしょうか?
スマホゲーに課金する理由は決まってひとつで、手っ取り早く強くなって、他人から
「うっはww○○さんガチ強やばいですね!www」
と褒められたいからでありまして、つまりはただの承認要求のために札束戦争をしているわけです。
現実社会では、大人になると他人から褒められることなどほとんど無くなってしまうのですが、人はもともと承認欲求はかなり強く持っています。
お金を持った人の行き着く先が、割の合わない政治家だったり、慈善活動者になったりするのも、「世の中に自分を認められたい、褒めてもらいたい」という欲求から来るものです。
そのため、一般人が手っ取り早く承認欲求が満たせるのはスマホゲーであり、そして課金という手段というわけです。
最近ではスマホゲーへの課金は食事と同じくらい重要と言う人も出てきており、いかに日本人が承認欲求を求めているのか垣間見れる象徴でもあるのです。
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コメント
コメント一覧
株で配当金貰った方がずっとまし
俺は課金ゲーム大嫌い
旅先からも拝見させていただいておりました。
スマホゲームには疎いのでみなさんが、どれくらい課金してるのかわかりませんが
凄い人は何万単位で課金されているのでしょうね。
自分は据え置きゲームはたまにやっているのですが、7・8000円で一ヶ月以上遊べるので
自分的には低コストで遊べてるかなと勝手に思っております(笑)。
お寒くなってきましたの風邪など引かれないようご自愛ください