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「結婚は人生の墓場だ」

とは、昔からよく言われるセリフです。

これは、独身の頃は自分1人で使い放題だったお金が、家族を養わなければならないとこから自由に使えなくなることを死に喩えて、結婚は死と同然=墓場に入るも同然という意味になります。

たとえば、独身で手取り25万を貰えていたとしたら、家賃と光熱費、食費を払っても10万円以上は毎月自由に使えます。さらに、ボーナスが入ったならば50万〜100万円くらい余裕で散財可能です。キャバクラで豪遊しようが、趣味のアイテムを爆買いしようが、誰にも文句は言われません。

独身貴族という言葉があるように、独身というのはまさに現代の特権階級と位置付けられているのです。

しかし、結婚をすれば貴族はたちまち平民になり、人によっては奴隷のような扱いを受ける人もいるようです。近年は夫の立場もだんだんと弱まっており、妻の立場が圧倒的に上にある場合が多いと言います。

酷い家庭では、妻はママ友とランチなのに夫は小遣い1日100円、自分の家なのに仕事から帰っても家に入れて貰えず野宿など、まさに現代奴隷とも呼べる有様です。

そもそも、ここまで酷くなくとも日本は小遣い制を採用している家庭が多いことから、独身の頃とは確実に使えるお金が少なくなっていると言えるでしょう。そして、その不満が「結婚は人生の墓場だ」という格言を生み出したのは想像に難くありません。

さらに、家族に対する責任ものし掛かり、サラリーマン旦那はたちまち逃げ場が無くなります。

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実際、日本では年々結婚する人が減っています。

内閣府によると、一生のうちで一度も結婚しない人の割合を「生涯未婚率」と言いますが、この生涯未婚率を40年前と比べると、未婚率と同じように男女ともに増えていることが分かっています。

たとえば、男性は1980年では100人に3人(2.60%)だった生涯未婚率が、2010年あたりには100人に20人(20.14%)が一度も結婚していません。女性も同様に、1980年では100人に4人(4.45%)だったのが、2010年あたりでは100人に11人(10.61%)が一度も結婚していないのです。

未婚率が上昇している背景には、女性の社会進出の影響もありますが、男性側に対する結婚への恐怖心が年々強くなっていることは否定出来ません。なぜなら、昔と違って男性は収入が大きく減っているため、家族を養うお金など到底持ち合わせていないからです。

お金の無い結婚は残酷です。

最初は愛だの好きだの言っていた関係も、お金が無ければ家庭は荒れます。金を稼いでこない旦那を妻は蔑視し、軽蔑の目で見るようになります。逆に言えば、お金があれば少なくとも旦那に対して軽い扱いをすることは慎むでしょう。

「結婚は人生の墓場」

となるのか、

「結婚は人生の楽園」

となるのか。

結局はカネに依存しているということです。 

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