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日本は労働時間が長いことで有名ですが、通勤時間も長い国として知られています。

なぜなら、日本は東京に企業や人が一極集中しているため、比較的安い郊外に住んで東京に通勤する人が多いからです。

総務省が発表したデータによると、サラリーマンの通勤時間で最も多いのは「片道30分以上、1時間未満」ですが、片道2時間を超える人が3割もいることが解りました。

これは、全国の調査であるため、首都圏に通勤する隣接県のサラリーマンに絞って調査すれば、容易に過半数を超えるのは想像に難くありません。

さて、通勤時間で過ごす時間に生産性はありませんので、国家としての損失額は大きいです。労働者である男女の損失を合算すると、その損失額は1日およそ1,423億9,000万円に上り、これが毎日積み重なると天文学的な数値になります。

日本は他国と比べて、通勤時間の経済的損失が大きいのです。さらに、時間的損失もありますが、通勤には殺人的な満員電車に揉まれる精神的地獄も加わるため、通勤が生産性の低下に影響するのは間違いないでしょう。

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とはいえ、都心部に住むのは大抵のサラリーマンには難しい選択です。

日本では都心部のみ地価が上がり続けており、物価も上がり続けています。いくら東京の給料が高いと言っても、一般のサラリーマンであればフツーの生活をするだけで相殺どころか毎月赤字になります。

だからこそ、人々は給与水準の高い東京で働き、比較的物価が安い隣接県などに住むのです。

地方の過疎化とは対照的に、東京一極集中がますます顕著になっていくことから、長時間かけて通勤する人は減ることはないでしょう。

ただし、そんな通勤時間を「ムダ」と考えてスマホゲーに勤しんでしまう人と、「有効活用しよう」と考える人とは、将来大きな差がつくことになります。なぜなら、1日1〜2時間を継続的にスキルアップの学習や、個人的な作業時間に充てることで、将来の収入が大きく変わってくるからです。

たとえば、チョコも東京に通勤している1人ですが、通勤時間にやるべきことをリストアップして、効率良く時間を消化するように心掛けています。仕事のための技術書籍を読んだり、経済情報やニュースなどのインプット、ブログ執筆のアウトプットなど、電車の中で行えることは無限大です。

実際にこの記事だって、通勤電車の中でiPhoneを使って執筆したものです。

これを可能にしたのは、紛れもなくテクノロジーの進化です。片手で収まるほどに進化したiPhoneと、超高速インターネット通信が無ければ、通勤時間は「ただの損失」としてカウントせざるを得なかったでしょう。

単純計算すれば、2時間×1日2回×20日×12ヶ月=960時間にも1年で損失は積み上がります。

しかし、テレワークという言葉が流行っているように、今はオフィスにいなくとも高速インターネットがあれば、どこにいようが生産性を上げることが可能となっているのです。iPhoneとインターネットは、文字通り世界を変えてしまったわけです。

iPhoneひとつあれば、英語学習だって、技術学習だって、何千ページとある専門書を読むことだって可能です。

そのため、通勤時間に生産性を上げて、収入を増やしたいと考えるサラリーマンは、まずはiPhoneを元に「何ができるか?」を考えることから始めてみてはいかがでしょうか。

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