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時価総額で世界首位を誇るApple。

そんなApple内部では、億万長者を探してもほとんど見つからないと言われています。

社内で資産を持っているのは、アート・レビンソン会長やティム・クックCEOだけです。これは、同社の規模や業績と比較すると、かなり低めに抑えられている報酬プログラムが原因だと指摘されています。

つまり、世界的な一流企業であっても、社員の給料は低く抑えられ、世界一の製品作りに携わっているという「やりがい搾取」みたいなことはアメリカでも普通に行われています。

Appleがブラック企業だと指摘されるケースは少なくはありません。たとえば、Appleが新たに入社する社員に宛てたメッセージが以前波紋を呼びました。

「週末を犠牲にしてでも取り組みたい仕事をすることができる」

「無難に人生を過ごしたい人はAppleには来ない」

「仕事で何かを成し遂げたい人だけがAppleにいる」

まるでブラック企業の代名詞である"ワタミ並み"のメッセージです。

また、本社とApple Storeに勤務する4人の従業員が「休憩時間や食事の時間、給料を適切に与えられていない」ことを提訴したこともあります。裁判の結果、Appleは従業員へ賠償金を支払うよう命じられています。

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さて、他にもAppleに勤務していた元社員が、「いかにAppleがブラックだったか?」を退職後に赤裸々に自身のブログ「Ole Begemann」に書きなぐったことが、大きな話題を呼びました。

Appleは日曜日は勤務日だ。なぜなら、月曜日に幹部ミーティングがあるからで、コンピューターの前で電話がかかってくるのを待っていないといけないんだ。たとえ、その時間にお気に入りのTV番組が放送されているとしても。

少なくとも、深夜の2時までは体を空けておかないといけない。何度、深夜1時30分とか2時にメールを受け取ったのかわからないほどだった。

Appleのマネージャーは、いつも日曜日から働いていた。メールのやり取りが日曜の午前11時から始まったのを覚えている。もし、その時間にメールが来なかったら、「彼は日曜日を満喫しているはずだ」っていつも想像していた。

ティム・クックが早朝に出社して、夜遅くまで働いているっていう噂がある。あれは、広報担当者がPRのためにでっち上げた話ではなく、彼は本当にいつも会社にいる!バートランドもティムも、1日3~4時間しか寝ていないと思う。そして、スティーブも全然寝ていなかった。

現場の社員が「マネージャーになりたい」と相談してきた時、僕はいつも「昨晩はよく眠れたか?」を尋ねていた。そして彼らが「とてもよく眠れた」と答えたら、「良かった。マネージャーになるなら、それが最後の安眠だ」と教えていた。

たとえ休み中でも、マネージャーからメールが深夜に来たらすぐに答えを見つけて返答する必要がある。休暇中でもノートPC・iPhone・iPadを使って、連絡をとっていた。メールを受け取ってから解答を見つけるまでに、3時間30分かかることがあった。そんな時、「なぜ自分は休暇中なんだろう?」って思っていた。

Appleで働いていたことに感謝しているが、たまに若い連中がビジネスで成功するにはどうすれば良いか尋ねてきた時は、いつも「激務の中で働くことが、本当にあなたの送りたい人生なのか?」ということを考えてもらうようにしている。



たとえば、Appleの株主になるということは、このようにAppleで命を削って働く従業員の血と汗の利益を、寝ているだけで得る権利を獲得することです。

つまり、自分が休日を返上して働く必要も無ければ、睡眠時間を削って低く抑えられた給料で働く必要も無いということです。

従業員になるか?株主になるか?

合理的な立場は一体どちらでしょうか。

世の中の仕組みを知るのは、とても大切なことなのです。

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